獨協医科大学 埼玉医療センター リハビリテーション科

「もう一度、歩きたい」方へ HAL®治療のご案内

リハビリテーション科のご案内

平成30年度より、獨協医科大学埼玉医療センターではロボットスーツHAL医療用®を導入し、埼玉県における神経筋・難病患者様への先進的リハビリテーション支援を行うことになりました。埼玉県内では初の取り組みとなります。

HAL®治療には、講習を受けた専任スタッフが対応いたします。

HAL®(Hybrid Assistive Limb)

下肢に障がいがある方々や、脚力が弱くなった方々を対象にした医療機器です。普段では負担がかかり困難な日常動作でも、HAL®のアシストがあることで様々な動作の練習を行うことができます。脳からの信号により、装着者の下肢関節動作をアシストします。
当院は、埼玉県内で初めてHAL®を導入した治療を行っています。

HAL®治療の流れ

脳神経内科受診

「対象疾患である」ことを確認し、リハビリテーション科依頼となります。

リハビリテーション科診察

HAL®治療の実施の意思確認とHAL®治療の説明を行います。

外来リハビリテーションと効果測定

  • HAL®を利用した歩行治療や動作確認を実施します。
  • 装着前後に身体機能評価やストレッチなどの運動をします。
  • 最大9回実施後に効果測定を行い、継続可否を判断します。

対象となる方

神経・筋難病の診断を受けた方

脳血管障害、脊髄損傷等、右記疾患以外は対象となりません。

対象疾患

  • 脊髄性筋萎縮症
  • 球脊髄性筋萎縮症
  • 筋萎縮性側索硬化症
  • シャルコー・マリー・トゥース
  • 遠位型ミオパチー
  • 封入体筋炎
  • 先天性ミオパチー
  • 筋ジストロフィー

HAL®による治療には

医師の診察にて、適応があると判断された方が対象となります。

上記の8疾患であること
歩行機能低下があり
歩行介助が必要である
歩行補助具が必要である
適応サイズ
身長(目安) 160 ~ 175㎝
体重     100㎏ 以下
足の大きさ  23 ~ 27㎝

保険適応について

平成28年4月より、公費と高額医療費等が利用できるようになりました。

お問い合わせ先

リハビリテーション科
時間
午後3時~3時30分
TEL
048-965-4928(直通)
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